紙のリサイクルの流れ

 

作られる紙

・紙は全国各地の製紙会社で生産されます。段ボールに使われる紙や、新聞紙となる紙、チラシや雑誌になる紙、トイレットペーパー、ティッシュペーパーとなる紙など様々な種類の紙が生産されています。2016年には2628万トンの紙が生産されました。(日本製紙連合会調べ)

 

使われる紙

・紙は日常生活に密着した存在です。日本全国に商品を運ぶ時に梱包を行いますが、その時には段ボールが用いられます。紙の上に文字や写真が印刷されて、本やカタログ、新聞紙、となり様々な情報を紙の上に載せてやってきます。日々の暮らしの中の汚れをキレイにするためにリビングやトイレに必ず紙がおいてあります。意識してみると日々の暮らしの中には紙がたくさん使われています。

 

集められる紙

・紙はリサイクルの優等生です。日々の暮らしの中で使われた紙は各家庭で分別して排出される仕組みを日本では構築しています。紙のリサイクルは各家庭の協力がなければ成り立ちません。皆様の協力のおかげでリサイクルの「輪」を回すことができています。各家庭から排出された古紙は我々製紙原料の取り扱い業者により再度選別・加工を行い製紙会社に出荷されます。紙は再び製紙会社に戻ってきて新たな紙に生まれ変わります。

 

 

紙リサイクルの分別方法

紙の種類ごとに分けて紐で括って分別しましょう。

「新聞・チラシ」「雑誌」「段ボール」「その他の紙(紙製容器・書類・封筒・トイレットペーパーの芯など…)」

 

※禁忌品と呼ばれる混ぜてはいけない紙があります。以下のものは混ぜないでください。

 

・粘着物の付いた封筒

 

・防水加工された紙(ラミネート加工品など)

 

・カーボン紙(複写伝票など)

 

・圧着はがき(内綴じになっている剥がして内容確認できるはがき)

 

・感熱紙(スーパーのレシートなどに使われています)

 

・印画紙(写真)

 

・匂い付きの紙

 

・捺染紙

  

・水に濡れた紙、油の付いた紙、汚れた紙